暮し

やりなおし

40歳を過ぎてから大学院に進学するために先ず学部に入り直し、やっとの思いで学部を過ごし、院への試験を二度受けましたが通らず、とても落ち込みました。学部に入った頃は「院へは合格するまで何度でも」と意気込んでいましたが、なにがいけなかったか具体的な反省点が思い当たらないことと、身体の不調をそのままにこれ以上は頑張れないというこの二つのことから暮らしを考え直すことにしました。やり直しです。

身体の不調について。大学の教室はクーラーがよく効いていて、私には寒いぐらいでした。たいていはジャケットを羽織っていたので、よく講師に間違われました。寒くても新たに服は買わず、公務員の父からのお下がりのジャケットを着ていたのでなおさら堅くみえたでしょう。目立っている自覚はありましたがなぜ自分がそんなに寒がりなのかよく分かっていませんでした。見間違われない服装にすべきだったかもしれません。寒がりなのは機能性低血糖症のせいだったと、今は考えています。これは医療機関からそのような診断を受けたわけではありません。近く5時間糖負荷試験を受ける予定です。みなさんも食後に眠くなることがあるかと思いますが私の場合は食後に意識が遠くなり、寒気がして目の奥に鈍痛が来ます。大学でも通常の弁当を食べたあとはこのようにとても不調になり困りました。これは機能性低血糖症の反応性低血糖症の側面だったのです。院に進めば就職は難しくない(その大学院の実績がいいので)、就職したらお金をかけて検査なり治療なりしようと考えていましたが叶わなくなりました。

低血糖症は血糖が下がるわけなので脳がシャキッと働かなくなります。また血糖を上げようとコルチゾールやアドレナリンがでるので、「逃げるか戦うか」の状態になってしまいます。こうなると穏やかな物言い、立ち居振る舞いが難しくなるのです。食後の講義でグループワーグなどで、嫌な空気を作ってしまったことが何度もありましたがそういうことだったのだと、ああ損したなと思います。これは低血糖症の他にも自閉症スペクトラムを少し私が持っていることも関係はあるでしょう。

やはり、まとまる感じがしませんね(苦笑)。今この時間(日没前)が低血糖症には辛い時間とされている通り頭がぼーっとしています(汗)。今回はこのぐらいにします。続くということで。