低血糖症(僕の場合)

低血糖症の話・つづき

さて続きです。いきなり折れ線グラフですが、2013年の8月末に受けた5時間糖負荷試験の結果です。縦軸は血糖値(mg/dL)です。0分は経口糖認容力試験用糖質液を飲む直前です。一回目を採血し、この糖質液を飲み、30分ごとに6回と、7回目から1時間ごとに2回、そして最初の一回を合わせて9回の採血の分析をグラフにしたものです。血糖のコントロールが正常である場合、90分から120分あたりでは100mg/dL付近に戻すことができ、その後は横ばいとなるそうです。僕の場合、240分まで下がり続け、50mg/dLになってしまいます。65mg/dL以下から反応性低血糖症を疑うということなので(ほかにも条件はありますが)、十分疑える結果となっているわけです。

まだ思わしくない値が出ています。負荷がかかってから、2時間以上ものあいだ200mg/dL近辺にあるということです。これは、そのあいだは糖尿病の状態であるということなのです。実際この間、僕の体は余分な糖を排泄しようとトイレに3回行っているのです。つまり、高血糖の脆弱性も低血糖の脆弱性も両方持っていることが判ったのです。

朝の9時半から始めて、4時間後は昼の1時半です。このときはほんとに気が遠くなっていて、腕には震顫が来ていました。空腹感もひどいものがありました。主観的には顔面蒼白なのですが、体は低血糖に抗うため体温を上げるので顔色はむしろいいのです。皮肉なものです。低血糖症から来る空腹を感じているときにおにぎりのような糖質を摂ると悪循環になります。すごく短気にもなります。対人関係でどれだけ損してきただろうと思います。食後に眠くなるというのは割とよく聞かれる話ですが、これは低血糖症が疑われるので実はあまりいい話ではないのです。みなさまも、どうぞご自愛くださいませ。