低血糖症(僕の場合)

体温について

 417件の測定値をもとにグラフを描いてみました。横軸は時刻で縦軸が体温です。体温計はオムロンの婦人用の小数点第二位まであるものを使い、舌下で測定しています。測定するときは気にせずにいろんな時刻に測ってデータベースに記録していたものを使っています。例えば15時の目盛りの上にプロットされた「平均体温」は、この半年の間に、15時から15時59分の間に測った値の平均です。標準偏差は両側に足を伸ばしてあります。この黒い帯の範囲に、15時から15時59分までの間に複数回測定された体温のだいたい68%のサンプルがカバーされるという範囲です。

 午前3時に標準偏差がかなり小さな値になっていますが、夜中の3時から3時59分までの間に、この半年は二度しか測っておらず、それもほぼ同じ体温だったためこのようになっています。朝の6時から9時までの標準偏差が横軸をまたいでいますが、ブラウザのレンダリングの不具合ではなく僕の手抜きです。36度未満の体温だったことが結構あったのです。

 健康な人の体温の概日リズムのグラフの適当な例があればよいのですがざっと探したところオムロンのサイトに簡単なものがありますのでよければ見に行ってみてください。で、健康な場合、体温はお昼前には一日の平均体温までぐぐっと上がるらしいです。グラフにすると、起床してからは上に凸の曲線で上昇するもののようですが僕のパターンはそうではないわけです。午前中は少なくとも上に凸には見えません。

 そして午後の1時から2時にかけて乱高下する様子がよく分かります。14時の標準偏差の幅は0.9℃もあるので、僕はこの時間帯、日によって1℃近く体温が違っているわけです。社会生活していた頃の昼食後にとにかく不調になりやすかった記憶がありますがあの時体温を測っていればやはりこんなグラフになっていたわけだろうなと思います。

 19時ごろに体温の概日リズムはそのピークを迎えます。この時間にピークになるのは一般的らしいです(堀忠雄「睡眠心理学」)。僕の場合もタイミング的には正常です。標準偏差を見てもこの辺りは幅が狭く、日によらず安定して37℃付近の値が測定されています。ただ主観的にはこの時間帯は昼過ぎから引き続き苦しいです。普通の体温計からしたら赤で目印が入れられている「微熱」の37℃あるわけですからやっぱりなという感じです。まあでも舌下だしそもそも僕が平熱が高い個体だったらもうわからない、という段階ですね。まだ。

 睡眠に向かって体温が本格的に下がりだすのは僕の場合は0時なのでしょうか。22時ではないですよね。経験的にも22時に寝付けることはほぼないです。アドレナル・ファティーグの話題では22時には布団に入るみたいなことが書かれてますが、少なくとも今の僕には無理です。0時就寝のパターンを目標にします。

 体温の検討は記事をもう一つ分ぐらい使おうと思います。というわけで、つづく。