低血糖症(僕の場合)

体温についてその2

体温の話は予定では前回言及した通り二回ぐらいでコンパクトにまとめるつもりではあったのですが、なかなかこう、なんというかこのサイトばかりに時間を割く気分にないと申しますか…、というわけで体温については今回で閉じずに続けることにして、今回は体温の変化に何を見出したいのかを、整理する記事を書いてみようと思います。

前回は、概日リズムを観るために半年近くのデータを時間帯別に平均を取ったわけですが、これだとせっかく半年にわたって計測したデータの、経時的な変化を見ることはできないわけです。僕はこれまで低血糖症を改善したくていろいろな工夫を重ねているのですが、どんな行動の工夫が、どのように低血糖の症状に変化を与えているかが知りたいのです。これまで低血糖症については「何を」食べるかといった記事は多く書いてきましたが、例えば「いつ」食べるかといったことについてはほとんど言及してきませんでした。

僕の場合低血糖症が体調不良の最も分りやすいパラダイムだと思っているためにこのサイトでも低血糖症の分類を設けて記事を追加していっているわけですが、一口に低血糖症と言っても、この症状が起きる機序は無数にあるわけです。例えばそもそも糖尿病になりやすい遺伝的な体質であるだとか、生活習慣としていわゆるペットボトル症候群になっていたとか、あるいは何らかのビタミン依存体質であったなどです。

僕の場合も自分がどのようにして低血糖の症状を呈するようになったのか、あちこちのサイトで観られる話から「そういえばあのころこんな感じだった」と思い返すことはいろいろあるわけですがいったいそれが本当にそうだったのかというのは客観的には全く裏を取ることはできないわけです。データがないからです。しかしこの半年に限っては違います。こと、体温に限っては違います。データがあるわけです。

どんな統計処理をとればいいのでしょうか。例えば株価などは5日平均や1ヶ月平均などがありますよね。それはたぶん平日が5日であるからとかいろいろな経済指標が会計処理の区切りがひと月を単位にしているものがあるとかそのような理由でしょう。体の経時変化も、何か目安があるはずです。例えば前回の体温の記事でも見出せるように午前と午後のような間隔でもよいでしょう。また胃などは5時間ぐらいのスパンで食べたものの貯蔵を調節しているそうです。さらにアドレナルファティーグについての書籍には食事の間隔を4時間未満にせよといったことも書かれているので4時間の間隔でグルーピングするのも手かもしれません。

どうしたものでしょうか。一日のうちの変動の最も少ないのは19時〜21時の頃の体温です。では20時台の変化をつかむのはどうでしょう。データベースから20時台のデータをCSVに書き出させ、Numbersで折れ線グラフにしてみましょう。そうすると何か経時的な変化を見出すことができるかもしれません。というわけで、次回にご期待ください。