暮し

タオルのローテーション

僕の住んでいる地域はとても湿度が高く、洗濯物の部屋干しはほぼ無理です。濡れたものを部屋の中に吊るしておくとあの生乾きの臭い洗濯物が出来上がります。特に手を洗った後に使うタオルは臭くなりやすいです。一人暮らし向けの話題です。

入浴後に僕はバスタオルは使いません。バスタオルは大きすぎて使った後に干す場所がないのです。外の物干は夜の間に雨が来たらおしまいなので入浴後にそこに何か干す事はないです。そんなわけで入浴後に体を拭くのは普通のタオルです。バスタオルよりかなり小さいので、結構濡れます。一回体を拭いただけだからもったいないといってこれをトイレの後や洗い物の後の手を拭くのに使っていると、乾く暇がないためにすぐに臭くなります。一度臭くなったタオルは臭くなりやすいタオルになり、何度洗濯しても臭くなりやすい感じがします。経験的に。これを防ぐ工夫を紹介します。

名付けてタオルローテーション。部屋の、風の通り道に、タオルを三枚吊るします。三枚とも入浴後に体を拭いたものです。例えば毎日入浴するとして、今日使ったものが最も濡れています。昨日使ったものはだいたい乾いています。一昨日使ったものはほぼ乾いています。普段は、この、今日使ったものと昨日使ったもので、手を拭きます。二枚を同時にしかもできるだけタオルの全面を使って手を拭きます。こうすると似たような場所がいつも濡れているという状態を避ける事ができるのです。手は石けんできれいに洗ってくださいね。いい加減に洗った手を拭くのもタオルが早く臭くなる原因の一つなので。そして一昨日のタオルはできるだけ触らずに濡らさないで、乾くようにします。

次の日、入浴したら、このできるだけ濡らさないでおいた古い一枚を洗濯物のかごへ仕舞い、今使った一枚をその代わりに吊るします。かごに仕舞える程度に乾いたタオルは臭くならずに洗濯の日を待つ事ができます。今日使った分と、昨日使った分の二枚で、手は十分に拭けます。常時三枚タオルが吊るされていて、乾いてから洗濯を待つ事になるので臭くなりにくいです。タオルは全部で9枚ぐらいあれば、週に一度の洗濯のペースに耐えられます。一人暮らしですから、毎日洗濯するなんて水と電気がもったいないですからね。

台所の流し台の近くにタオル、トイレにタオル、などとそれぞれ吊るしておくと不規則にどれかが臭くなってしまうしそうなると他の洗濯物と混ぜて置いとけなくなるし先に書いたように一度臭くなったものは洗濯しても臭くなりやすい布になります。来客の場合はお客様に一つタオルを預けるようにします。その方がお互い安心ですよね。タオルローテーション、一人暮らしの方はどうぞお試しください。